京都 |
先月、義祖母が旅立ち法要に・・・。
実は、私は義祖母に結婚してから14年間、一度もお会いした事がありませんでした。
主人も子供の頃の義祖母の事しか、想い出にない様子でした。
義祖母が元気な頃は、用事は無くてもほぼ毎日、遠方に住んでいて
なかなか会うことが出来ない義母へ日課のように電話があったと聞いていました。
納骨の際、気丈に振舞っている義母が寂しい思いをしているのではないかと思うと、
義母の横で涙がポロポロ出てきてしまい、気持ちを抑えるのに精一杯でした。
義母は我慢しているだろうに・・・そんな横でめそめそしている私...駄目ですね。
その日の夜は義母の親族の方々と祇園で会食があり、
義祖母の事をもう少し深く知る事が出来たように思います。
とっても楽しい事が大好きで、優しいおばあちゃまだったという事。
きっと、義祖父と今ごろ、天国で出会えたのではないかな~と思います。
連れて行ってもらいました。
高瀬川のほとりにある有形文化財に指定されている喫茶店。
ドアを開けると時代が少し戻ったようなレトロな雰囲気です。
ウエイトレスさんもぴったりな雰囲気の方々。
そして香蘭舎の花器に飾られたカサブランカと
時季外れなアネモネがとても印象的でした。
有名な作家さんや芸術家の方々も通ったという歴史のある喫茶店だそうです。
お勧めはコーヒーというだけあって、とっても美味しいコーヒーを久しぶりに飲みました。
義祖父はきっと、とってもおしゃれな方だったのだろうな~。
案内してもらいました。
その後、紅葉が始まっている永観堂へ。
まだ京都は全体的には紅葉はこれからです。
それでもいつ出かけ行っても風情があって、とても好きな場所には変わりないところです。
お重箱を開けて驚きました。
おすしのネタが全て、お漬物なのです。
とっても綺麗に飾られた京都らしいお料理。
私が喜ぶだろうな~と思って、連れてきてくれたそうです。
主人には「切れてないよ~」と言われました...滝汗。